華々しい春節の雰囲気あふれる金鶏湖
Published:2021-02-22
今年の旧正月の連休は、感染症対策として多くの市民が各地での年越しを選んだ。データによれば、春節期間中に延べ58万7900人の観光客が金鶏湖観光地に訪れ、金鶏湖遊覧船や李公堤、文化芸術センター、蘇州センター、誠品書店など9つの観光エリアにおける売り上げが合わせて1億8千万元を超えたという。
金鶏湖観光地管理センター主催の金鶏湖新春文芸フラッシュイベント「YOUNG蘇州との出会い」では、三が日の午後に市民と観光客とが金鶏湖畔に集い、昆曲(伝統劇)やバレエ、ストリートダンス、民族音楽、手品などの余興を楽しんだほか、各観光エリアが用意した豊富な春節グルメを堪能した。
蘇州センターが開催する市場「牛市」では、輪投げ、射的、投壺、コイン投げなど楽しいエンターテイメントが用意され、誠品書店「蘇州-春の味わい市」では600余りの軽食と正月グルメが提供されたほか、久光百貨店も多様なお祝いイベントを開催した。また新光天地では筆や墨、紅紙、百福の字帖を使った書初めを体験するなど、市民と観光客がいっぱいの福を持ち帰ることができた。
湖を囲うかたちで点在する誠品生活蘇州、金鶏湖美術館、優芸美術館、李公堤虹・美術館などで多様な展覧会が開かれると同時に、湖畔のメディアシアターでは晴れやかな新年にふさわしい年賀映画が公開された。
春節期間中、金鶏湖・小水滴文旅のボランティアメンバーは毎日決められた時間の中で活動に励んだ。現地で年越しをする人々のためにと精一杯の真心を込めたおもてなしは、文明的な観光意識となって人々の心に深く浸透したに違いない。
出典:恋する金鶏湖
翻訳:長尾杏樹、劉琳