近日、蘇州市の工業園区が力を入れて取り込んできた「金鶏湖および周辺区域の水環境総合管理プロジェクト」が2020年蘇州民心プロジェクトランキングにおいてトップテン入りを果たした。

観光地としての金鶏湖の総面積は11.5平方キロメートル、水域面積は全体のおよそ64%を占める7.4平方キロメートルとされている。蘇州市の工業園区は、①水質汚染源を取り除き汚水流出を防止する、②河道を浚渫し流動を促進する、③需要区域への供給、④水生態の修復、⑤合理性に則った水域全体の管理、という五位一体の管理対策をもって金鶏湖および周辺水域の河川改修体制を築き上げた実績をもつ。環境保護機関のモニタリングデータによると、2020年時点において金鶏湖の水質が平均目標に達していることから、確かに水質指標の向上が見て取れる。

この金鶏湖の水を理由に、多くの市民が湖畔に居住することを選択している。14キロにわたる金鶏湖遊歩道は、東方之門、文芸センター、誠品書店、国際金融センター、李公堤などの観光地が連なるばかりか、湖を囲うランドマーク建築と水が融合することでいっそう華やかにみえる。市民が湖畔の遊歩道にて散歩や食事、休憩ができるのも良い。

また金鶏湖畔では、端午竜舟レースやヨット競技など多様なイベントが開催されることから活気にも溢れている。観光船や遊覧船など昼夜に亘る金鶏湖上のサービスも並々ならぬ異彩を放つ。

出典：恋する金鶏湖

来源：情定金鸡湖

翻訳：長尾杏樹、劉琳

翻译：长尾杏樹、刘琳